早速ですが、家具の各部材(扉部や、引き出し、天板など)の構造には種類があるってご存じでしたか。
この記事は、
・家具の基本を学びたい
・構造や木材について知りたい
などの方にお勧めの記事です。
恥ずかしながら、私も現在の仕事に就くまでは、「家具の部材はすべて木(無垢材)!」と
思っておりました。各部品もすべて同じ木で、例えばテーブルなんかだと、
脚用の木4本と、大きな天板1枚でできているイメージ(下記写真のような)を持っており、

他の家具に対しても同様なイメージを持っておりました。
しかし、多くの木製家具は、芯になる材料は別のものを使い、表面にのみ木目の美しい木材を使用している「フラッシュ構造」で作られております。
(※誤解を生まないためにも、無垢材が良くてフラッシュ構造が悪いといった意味では全くありません。どちらにも長所と短所がございます。)
例えばTVローボードの天板(TVを置くところ)でも、表面の板や、中の板(芯材)、裏面の板等のパーツごとに異なる種類の木材が使われております。そうしたフラッシュ構造を用いることにより、無垢材のみを使用した時よりも、コストを下げ、世に広く流通しやすい価格に下げることが出来るのです。
前置きは長くなりましたが、本日はその中でも表面板について特集します。
そもそも表面板とは何か。

画像で示すような、外側に面する板、家具に触れる際の接する面ことです。
こもれび家具が製造する家具で使用する表面板は主に3つ、
無垢板、天然木化粧合板、プリント紙化粧合板です。
他の家具屋さんでは塩ビシート加工のものもあったりします。
①無垢板
無垢材は、丸太から切り出した木を一枚の板として使う木材です。
集成材や合板のように、薄い板を接着剤で貼り合わせて作るものとは違い、木本来の風合いや手触りを楽しめます。木の温かみを感じられることも、無垢材ならではの魅力です。
②天然木化粧合板
そもそも合板というのは、簡単に説明すると、複数の板が合わさっているものを指します。
その合板の表面に貼られるものの種類によって「天然木化粧合板」か「プリント紙化粧合板」なのかが決まります。
天然木化粧合板は、天然の木材を薄くスライスしたもの(下記参考画像)が合わさっております。
表面、裏面共に触り心地はやや凸凹を感じ、木の風合いを感じます。


木材をスライスする道具「かんな」
③プリント紙化粧合板
プリント紙は、木目を印刷したもので、
表面上はつるつるとしており、光沢があります。
こちらは合板の中でもコストを抑えることに特化したものになります。

片側に木目が印刷されており、裏面は白紙になっております。
こちらをベニヤ板などの板に合わせることにより、プリント紙化粧合板になります。
以上、簡単な説明でしたが、
表面板の特徴についての特集でした。
今後も家具の細かい部材、パーツについて記事をアップしていきます!