
「ソファ」と一言で言っても値段やデザインは様々です。
1万円程度で購入できるものもありますし、100万円を超えるものもあります。
そこで今回は高級ソファと量販店で販売されている安いソファはどのように違うのか、徹底比較してみました。
あなたがソファを購入する際に少しでも参考になれば幸いです。
高級ソファと量販店の安いソファの6つの違い

高級ソファと量販店のソファには大きく6つの違いがあります。
・木材(材質)
・クッション
・張地
・バネ
・耐久性
・座り心地
これら6つの項目によって、ソファの質や値段は決められているといっても過言ではありません。
ソファの価格と質を決めるこれら6項目について、一つずつ詳しく見ていきましょう。
高級ソファと量販店の安いソファの違い1:木材

結論から言うと、高級ソファには無垢材、量販店の安いソファには集成材の木材が使われている場合が多いです。
ソファの木材は、ひじ掛けや土台などのフレームとして使われています。
無垢材とは、1本の木から使用する形でそのまま切り出された木材です。無垢材は木からそのまま切り出したものですので、自然に生えている木と同じ特徴を持っています。
具体的には、
・湿度を調節できる
・断熱性がある
・しなりが良い
・化学物質を使用していない。
という特徴があります。
※化学物質が使用されているソファでも基準をクリアしているので特別問題はありません。
部屋の湿度が高いと無垢材が湿気を吸収し、部屋の湿度が低いと無垢材が湿気を放出するので、部屋の湿度を快適に保つ手助けをしてくれます。
つまり「自然の空気清浄機」のような役割を果たしてくれるということです。
また、断熱性が高いので外気の影響を受けづらく、室内の温度を一定に保つ手助けをしてくれます。
しなりに関しては、しなりが良いと耐久性が高くなり、ソファそのものを長持ちさせてくれる効果があります。
また、化学物質を使っていないため、自然にも優しく、無垢材はお子様やペットがいらっしゃるご家庭にも、とてもオススメの木材と言えるでしょう。
無垢材に関してはこちらも併せてご覧下さい
一方で、集成材とは、小さな複数の木材を合わせて構成される木材のことです。集成材はいわば、「木材を集めて作られた人工木材」です。
特徴としては、
・品質が安定している
・反りが出ない
というものがあります。
集成材は様々な木材を集めて、それを決まった規格に当てはめているので、木材によって差が出るということがありません。
また、一本の木から素材を切り出した無垢材の場合には、年月が経つにつれて木材に反りが出てくることがあります。
しかし、成材は木材を組み合わせて作られているのでその心配は必要ありません。長年、同じ形状を保ったまま使用できるということですね。
高級ソファと量販店の安いソファの違い2:クッション

高級ソファには密度が高いウレタン、量販店の安いソファには密度が低いウレタン、そして、最高級のソファには高密度低密度を二重にしたウレタンが使用されていることが多いです。
ソファのクッション部分(座る部分)にはウレタンという素材が使われています。この「ウレタンの密度」によって高級ソファなのか量販店の安いソファなのかが分かります。
まず高級店のソファはウレタンの密度が高いです。ウレタンの密度を高くすることで長く座ってもクッションの形が崩れにくくなるからです。
それだけ高級ソファの場合は、長時間にわたり座っていたとしても、姿勢が崩れにくかったり、疲れにくかったりするのでしょう。
一方でウレタンの密度が低いソファは、何度も同じ位置に座っていると、その位置がへこんでしまって元に戻らなくなってしまう事があります。
ただし、ウレタンの密度が低いと柔らかさを感じることができるので座り心地がいいというメリットもあります。
本当に高級なソファの場合は、下部に密度が高いウレタン、上部に密度が低いウレタンを使用して2重になっています。
この場合は、柔らかな座り心地ですし長持ちするという最高のクッションになります。
高級ソファと量販店の安いソファの違い3:張地

高級ソファには革、量販店の安いソファには布もしくは合皮が使われている場合が多いです。
張地に関しては、材質に関する差はほとんどありません。差は見た目の差のみとなります。
布の素材は一目見ればわかると思うのですが、革と合皮はもしかしたら分からないという方もいるかもしれないので簡単に見分け方を解説しておきます。
ざっくりいうと合皮はビニールっぽく、ツルツルテカテカしている見た目です。また、水をはじきます。ツルツルしており、水をはじくので靴などにもよく使われている素材です。
しかしソファですと、その水をはじくという特徴が裏目に出てしまいます。
「何かをこぼした時に掃除をしやすい」というのはいいのですが、通気性が悪いので夏は接地面に汗をかいてしまうことがありますし、冬は合皮が冷たくなって寒いと感じることがあります。
革は一見合皮と似ているように見えますが、安っぽいテカテカした感じはなく、高級感漂う見た目となっています。
上記の見分け方を意識してソファを見てみると、どちらが使われているのかすぐにわかると思いますよ。
高級ソファと量販店の安いソファの違い4:バネ

高級ソファであればあるほど複雑なバネが使用されており、安ければ安いほど単純なつくりのバネが使用されています。
バネは先ほど説明したウレタンの下に設置されています。バネは座った時の衝撃をやわらげてくれる役割があります。
中には金属ではなくベルトのような布で作られているバネもあります。
また、バネはウレタンを支える役割をしているため、体重をどのように分散させるのかなど、非常に重要な役割を果たしており、座り心地に大きな影響を与える存在です。
高級ソファと量販店の安いソファの違い5:耐久性

当然と言えば当然ですが、高級なソファは長持ちしますし、量販店の安いソファは長持ちしにくいです。
具体的には高級ソファは数十年にわたって使い続けることができ、量販店の安いソファだと5年前後と言われています。安いソファは、どうしても合皮が破れてしまったり、ソファがゆがんでしまったりしてしまうため、5年以上使い続けることは難しいです。
しかし、安いソファは最初から数年で買い換えることを想定しておき、はじめから「消耗品として使用する」といった発想で購入するのはいいでしょう。
高級ソファの場合でも、皮なので経年劣化していき、使えば使うほど色があせてしまったり、ヒビが入ってしまったりして、古くはなってきてしまいます。
しかし、革は古くなっても、それはそれで「違った味」が出てきて、機能面でも長期にわたって問題なく使用することができます。財布などと同じ原理ですね。
高級ソファと量販店の安いソファの違い6:座り心地

コチラも言うまでもありませんが、量販店の安いソファよりも高級ソファの方が座り心地が良い場合が多いです。
すでに解説したバネやクッション、布などの違いから座り心地に差が生まれます。
座り心地がいいソファですと、長時間座っていても全く疲れませんし、リラックスできます。
眠くなってしまうような心地よさもあります。しかし座り心地が悪いソファですと、長時間座っていると体の一部分が痛くなることがあります。
座り心地を重視するのであれば、高級ソファにする方がいいでしょう。
高級ソファのデメリット

高級ソファは、量販店の安いソファに比べると、とても良い点が多くありました。
正直、金銭的な部分を考えないのであれば、高級ソファを購入した方が間違いはありません。ココでは、あえて高級ソファのデメリットを挙げるのであれば・・・ということで、大きく以下の
2点だけ挙げてみました。
・価格が高い
・オーダーメイドだと作るのに時間がかかる
それぞれ詳しく解説しますので、参考にしていただければ幸いです。
価格が高い

高級ソファは「高級」という名前のとおり価格が高いです。
いい素材を使用して手間暇かけて1つのソファを作っているからです。
前述した無垢材や高密度ウレタンなど、とてもこだわって作られています。高いものですと数10万から100万を超えるものまであります。
値段こそ高いですが品質は最高なので、自分の財布との相談が必要ですね。
オーダーメイドだと作るのに時間がかかる

高級ソファの中にはオーダーメイドで作ることができるソファもあります。
オーダーメイドですと作るのに時間がかかってしまいます。
細かい条件などを決めて、1からソファを作り始めるからです。
それが家に届くまでには場合によっては数か月という長い期間が必要になります。
ただし、1からこだわってこの世に一つしかない、自分にピッタリのソファを作ることができるので、オーダーメイドでソファを作る価値は十分にあります。
まとめ
以上、高級ソファと量販店のソファについて徹底比較いたしました。
高級ソファと量販店安いソファだと「質がいいのは高級ソファ」ということだけでなく、具体的にどういったところが違うのか、というところまでお分かりいただけたかと思います。
また、今回解説した内容は、ソファを購入する際に見るべきポイントとしても役に立ちます。
ソファを購入する際には自分はどういうソファが欲しいのか、無垢材がいいのか?合皮でもいいのか?などをあらかじめ決めておくことで買い物がスムーズに進みますよ。
ソファを購入する際には、ぜひ思い出してみてください。